ミラブルシャワーヘッドはかなり好評のようですが、１つだけ大きな問題があります。それは「ミストが水になる」。温度が下がる、ではなく、「水」になる。この問題は給湯器の温度設定と、シャワーの温度設定で解決できます。もしこの問題で購入を迷っている方が見えましたら、参考までに。
【ニセモノ？】ミラブルシャワーヘッドの「水になる」の解決方法！
ミラブルの最大の問題点である「ミストが水になる」という現象について、解決方法とのその根拠（推測ですが）をこちらで解説していきます。すでに購入してしまって、この問題で困っている方がこちらの手順で解決できれば、幸いです。
ミラブルのシャワーヘッド、ミラブルプラスで起こっている問題点
ミラブルの評判をいろいろ調べていたら、ほとんどがお肌にいいといいポジティブな感想だったのですが、３点ほど特徴的な問題点がありました。
- ミストにしたときに温度が下がる
- ミストにすると水圧が下がってしまう
- ミストにしたとき、水になる
というものです。参考までに、ミラブルシャワーヘッドを我が家でつかった際の良い点、悪い点、ほか、ネットや掲示板にある評価をまとめた記事を書きにリンクします。
【2022年、評判悪い？】ミラブルのシャワーヘッドの口コミを大公開！
ミラブルシャワーヘッドでミストにすると温度が下がる問題
ミストになって温度が下がるのは、水流から微少な粒になることで外気で冷まされて、温度が下がるのが原因です。単純に蛇口の温度を２～３度上げれば解決することですので、これはまったく問題ではありませんね。
この通り、ミラブルのミストの「温度が下がる」問題はこの作業一つで問題解決です！
ミラブルシャワーヘッドで水圧が下がってしまう問題
この原因は、２つあります。一つは、単純に節水率５０％というスペックの問題。
節水＝水が出にくくなっているので、必然的に水圧も下がってしまいます。なので、これは改善のしようはありません。もとの家の水道圧を上げるか、蛇口などにある減圧になるようなものを取り除くしかありません。
もう一つの原因としてあるのが、トルネードスティックの劣化です。こちらは塩素除去でつけていますが、３～４か月もするとその除去剤の粒子が小さくなっていくため、目詰まり状態になります。
こちらはトルネードスティックを交換すると、元の水圧に戻ります。といっても、この塩素除去用の粒子があること自体が抵抗になっていて、新品でも若干水圧を下げるので、どうしてもいやだ、という人はトルネードスティックをなしにしてください。
塩素除去の機能がなくなるくらいです。若干マイクロバブルの量も減るようですが。今までのシャワーと同じ水質に戻るだけなので、特に問題はないかと思います。
ミラブルシャワーヘッドでミストにすると水になってしまう問題
こちらが悪い評価にあげている人で、それなりの数を稼いでいたクレームになります。初めは温度が下がるのまちがいなのでは？ とおもっていたのですが、実は我が家でも、この「ミストが水になる」問題にぶちあたりました。
現象としては、普通にシャワーを使っていて、次はミストだと切り替えて、はじめはいいのですが、数分してから温度が徐々にさがって水になっちゃう、というものです。
この現象についても解決する方法があるので、次で説明します。
ミラブルのシャワーヘッド、ミラブルプラスで「ミストが水になる」問題を解決する方法！
さて、今回の主題である、ミストにすると水になる問題の解決方法を説明します。ただ、こちらは我が家の解決方法なので、変わらなければ水道屋さん、ガス屋さんに一度聞いてみてください。
ミラブルのシャワーヘッド、ミラブルプラスでミストが水になる問題の解決方法
結論から。手順を順番に説明しますね。
- 給湯器の温度を45か46度に設定します。（いつもの設定温度の３～４度高く）
- ミラブルをミストで使う前に蛇口の温度設定を最大温度にしてください。
- 通常のシャワーが最大の熱さになったらミストに切り替えてください。
※シャワーのお湯がこれ以上熱くならない、というところまで温度が上がってからミストにして下さい。そうしないと、またすぐ温度が下がります。
※当然ミストの温度は上がりますので、ちょっと距離を開けて使ってください。46度設定は、２０ｃｍ距離だと熱いです！
もしこの対策でも温度が下がって水になってしまうようなら、次のことも試してください。
シャワーを手持ちにして、座って使用する。これはシャワーの位置をできるだけ低くして、水圧を下げないようにする、という理屈からです。
我が家では、温度調整で温度をキープするときもありますし、シャワーヘッドの位置を低くしないといけない時もあります。この時は、主に他の水道、キッチンとか食洗器でもお湯を使っているときにおこるようです。
ミラブルのシャワーヘッド、ミラブルプラスでミストが水になってしまう原因（推測）
で、どうして給湯器の温度をかえたり、蛇口の温度を変えないといけないのか、です。こちらは読まなくてもどうでもいい話ですが、一応推測としても、根拠として説明しておきます。
大元の原因となるのは、やはりミラブルシャワーヘッドの節水効果の５０％だと思います。これがあることで水量が減ります。
我が家の場合、もともと古いマンションで水圧が低いので通常でも蛇口全開で使っていました。そこにミラブルのシャワーヘッドで、ミストで使えば、当然水量が半減します。
ほら、洗面台で冬場にお湯を出そうと思ったとき、中途半端な、ゆるい水量だといつまでたっても水のままじゃないですか？
この時それと同じことがシャワーヘッドの水量でも起こっているのではないか、と。要するに湯量が少ないと、給湯器がちゃんと動作してくれない、ということです。
なので、給湯器の湯量がそれなりの量出るように、シャワーの出力を調整する必要がある、ことになります。ただし、水の量としては、蛇口は最大にひねっているので、これ以上量を増やすことはできません。
なので、蛇口からでるお湯の温度設定を上げることによって、給湯器側の熱湯の量を上げてやる、ということです。冷水側はすでに上限になっていますので。
こうすることで、給湯器の動作を安定させる、という理屈です。この理屈だと、どうして他の蛇口でお湯を使っていると温度が下がるのかはちょっと謎なんですが。。
まぁ、原因と対策の理屈はあってるかどうかわかりいませんが、現象論でいえば、上記の対策でお湯をキープしているので、一度試してみてはいかがでしょうか。
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